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新車の塗装のボケって?

塗装ボケ

リボルト宮崎です。

今回は新車の塗装ボケについて書きたいと思います。

新車の塗装は完璧だと思われる方も多いかと思いますが実際のところは必ずしもそうとは限りません。
お車が工場ラインから直接お客様の元にまっすぐに届けられればいいのですが、輸送されディーラーのモータープールに置かれ雨ざらし、風さらし、はたまた黄砂まみれになることが多々あります。汚れると洗車されます。洗車をする人によっては汚いクロスを使いまわしている人もいることでしょう。そういう人が洗車すると、簡単に洗車傷だらけです。洗車を数回するとそれはもう酷いボディーの状態になります。そうなると新車として売り物になりにくくなりますのでディーラで磨きを行います。その磨く人の技術が悪いと今度は磨き傷、磨きムラになるのです。

その磨き傷、磨きムラを消すために今度はワックスを塗ります。ワックスを塗ることで磨き傷やムラは一時的に見えなくなります。埋めちゃっているんですね。そういう状態でお客様の元に届くのです。全部が全部そういうことではありませんがうちに来られた新車のお客様のお車の割合から75%くらいが上記に当てはまる状態です。

ですので新車でもお車の状態に合わせて適切に磨くことで納車時以上のクオリティーのお車に大変身しちゃうんです。もちろん新車の塗装ですからいたずらに磨くことは絶対にしません。塗装の膜厚をちゃんと考えながら磨いていますので、ご安心下さい。

新車時の塗装ってのはどのお車も大体ボケています。ただ実際にどんな風にボケているのかというのをお客様からご質問があったためこの機会に写真を撮りましたので下記画像をご覧下さい。

dsc_5054.jpg

磨く前の塗装です。照明の輪郭がボケているのが分かりますね。


dsc_5055.jpg

磨いた後の塗装です。上記画像よりも照明の輪郭がクッキリしています。磨くことでボディー全体に透明感が増し、クッキリ・ハッキリとなり艶と輝きも増します。

磨く前と後の写真では照明の輪郭がボケているのとクッキリしているので明らかに違いが分かって頂けると思います。

間違いがないように予め言っておきますが決してレンズのピンボケではありません!(笑) 

この塗装のボケが全体にありますので新車といえども、なんかくすんでいるように見えてしまいます。でも磨くことでこのくすみが一掃され透明感が増しクッキリ・ハッキリとしたボディに大変身するのです。

下地処理後は完全ガラス被膜+紫外線軽減機能が付いたトップコートによる2層コーティング。もちろん、艶・輝きが増すだけでなく、2層コーティングがボディをしっかりと保護いたします。

今後は洗車の基本をしっかりと抑えていただければ、いつまでもこの艶、輝きを堪能していただけると思います。