コーティング剤&下地処理
皆さんは、コーティングショップのホームページ等をご覧になって「コーティング剤」の特徴ばかり書いているショップと「下地処理」についてばかり書かれているショップをご覧になったことはありませんか?
多くのコーティングショップが世の中にはありますが、そのほとんどが
【コーティング剤を重視】もしくは【下地処理を重視】
というどちらかに分類されます。
【コーティング剤を重視】するショップについては、下地処理の重要性は程々で、どこどこのコーティング剤が素晴らしい、いや こっちのコーティング剤の方がいいぞ・・・・という事ばかり言われています。
コーティング剤の性能ばかりに捉われていて、下地処理の重要性については重きを置いていないところが多いです。
しかしコーティング剤を重視していても、個人店のため、どこかしらの量販品を購入して、施工する事しか出来ません。
先日のうんちくでも書きましたがメーカーが作っている量販タイプのコーティング剤は多くのコーティングショップに仕入れてもらうことが目的ですので、施工作業性が良いものを作ります。そうしないと、「これコーティングしにくいなぁ。やりにくいな・・・」と言われて、買ってもらえなくなります。
分かりやすく説明しますと、例えばコーティング剤のガラス成分の濃度をもっと濃くすれば、膜厚を確保できますし、耐久性も増します。でも、そうすると、硬化時間が長くなる為、注意していないと仕上げのムラになりやすくなります。作業が面倒になればなるほど、各施工店に使ってもらえなくなります。使ってもらえないと、売れませんから、メーカーもビジネスになりません。
【下地処理を重視】するショップについては、下地処理の事ばかりを記述します。
「こんなところまでこんなにきれいになりました!!」とか
「傷やシミ、オーロラマークをしっかりと除去しました」・・・
もちろん、下地処理は重要です。でも、下地処理を重視するところほど、コーティング剤については、その重要性を述べていません。
大体は、量販品を購入して使っているからです。
下地処理は自分自身で施工するので、そのクオリティに自信があっても、コーティング剤については、結局は量販品という人の作ったものを利用するのでコーティング剤について自信がないことが殆どです。
カーコーティングというものは、
「コーティング剤」と「下地処理」の両者が最高のものであって、初めてハイクオリティのサービスを提供できます。
どちらかを重視することは、どちらかを軽視することにつながります。
コーティングショップを選ぶ際には、上記の点に注意しながら判断されるといいでしょう。
もちろん、リボルトグループは、「コーティング剤」も「下地処理」も両者ともに重視し、それぞれ独自に研究開発された技術・製品を使用しておりますのでご安心下さい。